彷徨うＭ女へー主からの「福音」

普通の恋愛や生活では、指輪やネックレスをプレゼントして
常に身に付けていることで、お互いの気持ちを確認したりする。

ＳＭの世界では
特に自分の場合は、首輪がとっても大切なしるし。

主従や従属、信頼や愛も含めて
首輪を着けてあげて、そのリードを手にすることで
二人の世界が完成するんだ。

リードで繋がれて、動ける範囲が従の安心できる居場所。
そのリードを常に持っていることが、飼い主として
従を守るんだという意思表示。

出来ることなら、常に首輪を着けさせていたい。
自分のものだということを、周りに教えたい。
飼われている安心感で、普段も堂々と自然に振る舞って欲しい。

だから、車でドライブしたりするときは
助手席で首輪を着けて、リードを持って運転したいと思う。

首輪とは別に、従の身体に自分の存在を残すこと。
それも、自分の所有物だと教える大切なしるし。

一番は、やっぱり麻縄で緊縛した後の、綺麗な縄の痕跡。
白い二の腕や、胸の上下に残った痕を
指でなぞり、いつまでも残っていて欲しいと願う。

でも、時間と共にそんな縄の痕跡も少しずつ消えていく・・・。
その儚さや、また縛って欲しいと願う気持ち。
そんな従の気持ちがとても愛おしい。

主の想いを伝えるために、容赦なく打つ鞭の痛みや赤くなった痕。
そんな痛みや、鞭の痕も
主の存在や、厳しい調教が
決して夢ではなかったと教えるしるし。

歯で噛んだり、キスマークを残したり
身体に文字を書いたりすること。
それも、自分が従であることを認識させる為のマーキング。

自信を持って、たくさんのしるしを与えられる、そんな主でありたい。