彷徨うＭ女へー主からの「福音」

もちろん、Ｍ女にとっても日常の一般的な自由は
こころを豊かにするという意味ではあった方が良いに決まっている。

でも、誰にも言えないこころの奥の本当の想いは
けっして一般的な自由では解決もされないし、満たされもしない。

Ｍのこころを解放し、満たしてあげるためには
主として何を想い、どう対応すれば良いんだろう・・・。

まずは、Ｍのこころを理解すること。

深層心理に何があって、どんなトラウマがあって、何を求めているのか・・・。
言葉では「そんなこと、出来ません・・・。」って言うことが
本当は隠された欲求であることも多い。

どんな想いでも、悩みでも、希望でも、きちんと聞いてあげること。

こんなことを言ったら引かれるかもしれない・・・。
自分にそんな願望があったなんて知られたくない・・・。
そんなこころの葛藤を理解して
どんなことでもおかしくなんてないよって、そのこころを認めてあげること。

何でも主に伝えられるように、大きく包んであげること。

そのうえで
Ｍのこころを理解したうえで
こころから素直になれて、無防備でいられるように
主の望み通り育っていくように
きちんと導いていきたい。
そんな居場所でありたいと思う。

その場所はきっと
際限なく広い、解放された場所というより
主の手の届く範囲や、リードの長さで動ける範囲・・・。
そんな、限られた空間なんだと思う。
繋がってる、見守られているっていう安心感。

警察犬の調教師の方がおっしゃっていたのだが
優秀な警察犬を育てるためには

まずはきちんと主従の立場をわからせること。
ダメな時はきちんと叱り、従わせ、出来たら褒める。

リードで繋ぐことは決して可哀そうなことではなく
きちんとリードを持ってもらっているという安心感。

よく、可哀そうだと言って放し飼いにする飼い主もいるようだが
犬にとっては、逆にストレスが溜まるんだそうである。

いつ外敵に襲われるかもしれないとか、常に気を張ってないといけない。

自分のゲージの中だけは、安心して休んだり寝たりできる。

そんな風に躾けていくんだそうである。

なんだか自分の考えやスタイルと似てるな(笑)